皆様は津軽三味線を聴かれた事はあるでしょうか。その研ぎ澄まされた音色は時に力強く時に繊細に、聴き手の心を貫きます。さて、そんな津軽三味線の新時代を切り開く若手三味線プレイヤー・上妻宏光(あがつま ひろみつ)さんを紹介します。
略歴
上妻宏光さんは新進気鋭の若手津軽三味線プレイヤーです。
6歳より津軽三味線を始め、15歳で全日本津軽三味線競技大会にて史上最年少優勝。その後上京、2001年に「AGATSUMA」でメジャーデビュー。同アルバムで数々の賞を受賞すると、さらには海外へと活動の幅を広げ、2003年には「Beams」で全米デビューを果たします。その後は国内だけでなくニューヨークやヨーロッパでもツアーを敢行。海外でも上妻さんの津軽三味線はスタンディングオベーションの大好評を得ます。
ツアー以外にも、海外のジャズクラブに飛び入り、即興でセッションして大歓声を浴びるなど、多くの経験で自信を得る事が出来たと語っています。
その後も毎年精力的にアルバムを発表、国内外で次世代の津軽三味線を担うプロ奏者として強い支持を集めています。