圧巻の立体曼荼羅360度ビュー!特別展「国宝 東寺-空海と仏像曼荼羅」開催

Japaaan編集部

仏像ファン必見の展覧会が来年、東京国立博物館で開催されます!仏教・真言宗の開祖のである空海に関連した名宝が展示される特別展「国宝 東寺-空海と仏像曼荼羅」

展覧会のタイトルにもなっている東寺(教王護国寺)は、京都にある真言宗の総本山。平安京遷都に伴って、王城鎮護の官寺として西寺とともに建立されたお寺です。

空海は823年に嵯峨天皇より東寺を賜り、真言密教の根本道場に。空海のもたらした密教の造形物は美術品として高い質を誇り、多彩さや豊かさは日本の仏教美術の中で群を抜いているといいます。

立体曼荼羅のうち、史上最多となる15体が出品

本展では、空海にまつわる数々の名宝をはじめ、東寺に伝わる文化財が紹介されます。中でも注目なのが、空海が作り上げた、曼荼羅の世界を体感できる21体の仏像からなる立体曼荼羅のうち、史上最多となる15体が出品されます。

立体曼荼羅の全方位360度ビュー!

展示される立体曼荼羅のうち国宝の11体は、全方位360度から見られるように展示されることになっており、東寺講堂に安置された姿とはちがった仏像曼荼羅を楽しむことができそうです。

さらに、空海が唐から持ち帰った国宝「密教法具」や重要文化財の「金銅舎利塔」など、後七日御修法に関する東寺1200年の寺宝とともに、後七日御修法の道場が再現されます。

現存最古の彩色両界曼荼羅である国宝「西院曼荼羅」なども展示され、見どころ満載の展覧会になりそう!

特別展「国宝 東寺-空海と仏像曼荼羅」は、2019年3月26日(火) ~6月2日(日)の期間、東京国立博物館で開催されます。

 

国宝 東寺-空海と仏像曼荼羅

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