帰ってきた!谷崎潤一郎 作品の登場人物の着物姿を再現「谷崎潤一郎文学の着物を見る」開催

Japaaan編集部

谷崎潤一郎ファンで着物が大好きな人にピッタリのユニークな展覧会が帰ってきます!それが、9月15日(土)から開催される「谷崎潤一郎文学の着物を見る」です。

文豪・谷崎潤一郎は、作品において女性とそのよそおいを濃密に表現しました。本展では、さまざまな資料をもとに、谷崎が作品の中で描いた登場人物の着物スタイルを再現し検証します。

例えば「痴人の愛」、「春琴抄」、「台所太平記」などのいろんな作品に表されたヒロインたちのよそおいの数々を、谷崎の文章や挿絵、時代風俗なども手がかりに、アンティーク着物で再現するわけです。

本展は東京 弥生美術館 が2016年にクラウドファンディングで支援を受け開催された展覧会で、その際の支援額は最終的に90万を超え、見事にSuccessとなりました。

これはステキな試み!谷崎潤一郎文学の作中の着物を再現「谷崎潤一郎文学の着物を見る」開催

文学ファン、着物ファンにはたまらない展覧会が開催されますよ!今回紹介する展覧会は、現在クラウドファンディングで支援プロジェクトが進行中の、弥生美術館で開催される「谷崎潤一郎文学の着物を見る」。…

本展も弥生美術館の協力を得て開催される展覧会となっています。

また、本展が開催される大山崎山荘美術館の本館「大山崎山荘」を建てた実業家・加賀正太郎は、谷崎と交流があった人物。大正から昭和にかけて建てられた山荘は谷崎によって描かれた多くの物語と同時代の建築ということで、当時の雰囲気を堪能しながら、谷崎の世界に浸れそうですね。

2016年の東京開催時にスケジュールや遠方のために足を運べなかった人は、是非チェックしてみてください。

「谷崎潤一郎文学の着物を見る」は9月15日(土) 〜 12月2日(日)の期間、京都府 アサヒビール大山崎山荘美術館で開催されます。着物での来館は入館料100円引きなので、これは着物で行くしかない!

谷崎潤一郎文学の着物を見る

 

谷崎潤一郎文学の着物を見る – アサヒビール大山崎山荘美術館

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