大正時代のかわいいアート&デザインが集結「乙女デザイン -大正イマジュリィの世界」開催

Japaaan編集部

大正時代のレトロモダンなデザインやアート作品が好きな人にはぜひおすすめしたい展覧会「乙女デザイン―大正イマジュリィの世界―」が10月13日(土)から開催されます。

本展は、大正時代に人気を博した商業デザインやイラストレーションを紹介する展覧会で、取り上げる作品には竹久夢二をはじめ、藤島武二、橋口五葉、杉浦非水、坂本繁二郎、岸田劉生、高畠華宵、橘小夢、小林かいちなど、当時を代表するデザイナーやアーティストが勢揃い。

展覧会の名前にもなっている「イマジュリィ」とは、フランス語で“イメージ図像”を意味する言葉。今回取り上げられる作品はアート作品として制作されたものに限らず、装幀、挿絵、ポスター、絵はがき、広告など、商業用に制作されたものも数多く紹介されます。

大正時代は複製技術が発達したおかげで美術が身近になり、同時代の様々なデザインを手に取って楽しむことができるようになりました。印刷技術の進歩とともに”人に伝えるためのデザイン”の技術もしのぎを削るように成長していった時代ではないでしょうか。

デザイン関連の仕事に携わっている人にとっては、時代を超えて評価され続けているデザイナーの作品を通して、吸収できるものが多分にあるかと思います。

大正ロマンを始めとする当時の文化が好きな人にとっても、充分堪能できる内容になっていることでしょう。

大正期に人気を集めた、「かわいい」商業デザインやイラストレーションを紹介する展覧会「乙女デザイン―大正イマジュリィの世界―」は、10月13日(土)〜11月25日(日)の期間、埼玉県 川越市立美術館で開催されます。

乙女デザイン―大正イマジュリィの世界―

 

川越市立美術館

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