今、昔の日本式育児が見直されてきています。
それはどのような育児の方法かというと、
・四六時中抱っこやおんぶをする
・いつでも子供の好きなときに授乳する
・寝る時は添い寝
というような、いかにも昔ながらの育児という印象のある方法です。
一昔前までは、このような育児の方法は「抱き癖がついてしまう」とか「歯が悪くなる」というような理由で避けるべき、というふうに言われていました。
しかし、それは戦後に欧米から入ってきた知識なのです。
現在ではWHOでも母乳を積極的にあげるというような昔の日本式育児と同じような内容の育児が推進されています。
WHOでは30年前から母乳育児の推進を進めてきています。
母乳は赤ちゃんにとって最も栄養価の高い食べ物であり、3歳くらいまで与えるのが望ましいというふうにも言われています。
この方法は、昔の日本式育児そのままの授乳の仕方ともいえます。
また、抱っこの点についても、昔の日本式育児の抱っこが非常に見直されています。
それは、抱っこをされればされるほど赤ちゃんの肉体的・精神的成長は促進され、ストレスに強くより早く自立心を身につけていくという実験結果が様々なところで発表されているからです。
アメリカのアタッチメント・ペアレンティング協会でも頻繁に抱っこをする日本の育児を良い例として取り上げています。
最近では、かつての日本で抱っこやおんぶをするのに使用されていたへこ帯風の抱っこ紐も製品化されています。
へこ帯タイプの抱っこ紐の場合、赤ちゃんはお母さんやお父さんなどとより良く密着することができ、抱っこやおんぶをするお母さんやお父さんにとっては赤ちゃんの体重が全体に分散するのでよりラクに長時間抱きやすいという利点があります。
へこ帯風抱っこ紐①ボバラップ http://www.bobafamily.jp/product/boba-wrap/
へこ帯風抱っこ紐②北極しろくま堂 へこおび・へこおんぶ http://www.babywearing.jp/netshop/index.cgi?id=hk
赤ちゃんに優しい日本式子育てを見直していくことは、とても大切なことかもしれません。