いろは柄の作者としても知られる染色工芸家・芹沢銈介(せりざわけいすけ)。国外でも高い評価を受けている芹沢氏は、1956年に人間国宝(重要無形文化財保持者)に選ばれ、1983年にはフランスの芸術文化功労賞を受賞。1984年に88歳でこの世を去っています。
日本古来の型染めや沖縄の紅型を研究し、圧倒的なデザインセンスを発揮した独自性ある作品群は今もなお色褪せることはありません。洗練された美しさの中にはちょっぴり可愛らしさも同居しているのも素敵です。
そんな芹沢銈介が昭和20年から手がけていた「型染カレンダー」がとっても素敵なので紹介します。
こちらのカレンダーは、手漉き和紙に型染めの技法で染めた芹沢銈介によるカレンダー。昭和20年から約40年間続けていました。現在は、初期のものと同等の材料と技法で復刻版として制作されています。
サイズは約37.5cm×29.0cmの大判カレンダーで、価格は17,280円(税込)。初期のカレンダーと同様に型染めされたものなので製作数が限られています。
この大判カレンダーも素敵なのですが、同様のデザインを縮小印刷した卓上カレンダーも存在するのです。
この卓上カレンダーは1,296円(税込)とかなりお手頃価格なのです!芹沢銈介の世界を十分に味わえると思いますので、気になった方は是非チェックしてみてください。