大相撲の名古屋場所を前に行われる予定だった新弟子検査。応募者が一人もなく中止になったとNHKニュースが伝えています。
大相撲の名古屋場所を前に行われる予定だった新弟子検査の応募者が1人もなく取りやめになりました。新弟子検査の応募が無かったのは11年ぶりで、史上2回目です。
大相撲の新弟子検査は年6回本場所の前に行われ、来月2日に名古屋場所を前に実施される予定でした。
NHKニュース
新弟子検査とは、大相撲力士を目指す人たちが受験する検査で、中学校卒業以上で、身長167cm以上、体重67kg以上などの体格検査のほか、内臓検査などの健康診断も行われます。新弟子検査をクリアすると、晴れて力士として認められることになります。
かつて新弟子検査では、舞の海が、規定身長に満たないため頭にシリコーンを入れて身長を高くし合格を果たしたり、爆羅騎源氣が背伸びをして身長基準をクリアしたりと、ウソのようなエピソードが生まれる場所としても知られています。
日本相撲協会によると、名古屋場所前の新弟子検査は例年受験者が少ないそうなのですが、新弟子検査の応募がなかったのは実に11年ぶりのことで、応募者0人はこれまでに11年前の1回しかありませんでした。
なお、今年はこれまでに64人が受験しており、前回5月の新弟子検査では12人が受検しています。大相撲名古屋場所は7月8日(日)に初日を迎えます。