日本の昔ながらの伝統芸術と最新技術との融合は、これまでJapaaanでも色々と紹介してきました。ここ数年はクラウドファンディングという仕組みが社会に浸透してきたこともあり、革新性あるプロジェクトが日の目を浴びる機会も増えてきているように思えます。
今回紹介するプロジェクトも、日本の伝統芸術に新しい技術を取り入れたとても素敵なプロジェクトです。紹介するのは、「光る折り紙プロジェクト」です。
「光る折り紙プロジェクト」は、タツモ株式会社が、切り師の長屋明さんとのコラボレーションから生まれたプロジェクト。長屋明さんはJapaaanで以前紹介させていただきましたが、超越した技術で切り絵のイメージを覆す作品を数多く制作している切り絵師さんです。
まさに超越!切り絵師 長屋明の「切り絵」が想像を遥かに超えたクオリティすぎる!
光る紙を利用して長屋さんの作品を制作した所、この光る紙を子どもたちのワークショップに使うアイデアが生まれ、数回のワークショップを開催。そのワークショップの中で「光る折り紙のように折れたらもっと楽しい」という声があり、今回の「光る折り紙プロジェクト」がスタートしたそうです。
気になるのがこの光る紙の仕組みですが、厚さ0.3mmの紙は多重構造になっており、電源につないで電気を流すことが可能なのだとか。
本プロジェクトでは、光る折り紙を使用してツルをおり、そのツルをドーム状のケースに入れ、スノーボールのように楽しめるようにしています。光る紙で折ったツルは、台座との接触部分を外さなければ自由に切って、オリジナリティ溢れる作品にすることも可能。
自分の部屋のインテリアとしてももちろん素敵ですが、折り鶴なので、大切な人の幸せを願ってギフトにしても良いかもしれませんね。
「光る折り紙プロジェクト」は現在、Makuakeにて支援を募集中です。支援のリターン商品は3月中に届く予定となっています。