鳥獣戯画断簡が公開!戌年にちなんだワンコ作品にも注目の「博物館に初もうで」が今年も開催中

増田 吉孝

みなさん!新年早々にアートしてみませんか?東京国立博物館で新年恒例となっている「博物館に初もうで」が、今年も開催されていますよ!なんと今年で15年目なんだそうな。

「博物館に初もうで」は、1月2日から開催されている新年企画展で、新年、お正月にちなんだ文化財が多数展示されています。本展では干支にちなんだ文化財も多数展示されるのですが、2018年の干支は戌ということで、犬好きにはたまらないコーナーも設けられています。

戌(いぬ)をテーマとした作品たち

干支の犬をテーマにした作品としては、円山応挙の人気作品「朝顔狗子図杉戸」を展示。コロコロっとしたワンコがとてもチャーミングなんです。その他、歌川広重の作品や異国犬など、造形や絵画に表された犬の姿が展示されます。

新春特別公開では鳥獣戯画も!

新春の特別公開として披露される名品は、国宝「釈迦金棺出現図」「古今和歌集(元永本) 下帖」、そして「鳥獣戯画断簡」が展示されています。鳥獣戯画断簡は国宝「鳥獣戯画」から分かれた掛幅で、2017年に新たに重要文化財に指定された一品です。

東京国立博物館がある東京・上野にはその他にもアートを楽しむ場所が沢山。2018年の大河ドラマ「西郷どん」の主役・西郷隆盛の像も上野公園にあり、湯島天満宮も初詣にはぴったりなので、合わせて訪れてみてはいかがでしょうか?

新年恒例「博物館に初もうで」は、2018年1月28日(日)まで東京国立博物館で開催中です。

博物館に初もうで

東京国立博物館 – トーハク

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