鴨川をどりを観に京都・先斗町歌舞練場へ。ハラキリまで披露w

独虚坊

「先斗町」と書いて「ポントチョウ」。
そんな不思議な名前を持つ京都の五花街のひとつ、先斗町。

どうして「先斗」が「ポント」なのかというと、鴨川&高瀬川に挟まれた場所にあるため、「皮」に挟まれた太鼓の音をもじったんだとか、昔ここにポルトガル人の教会があった名残だとか、諸説ありますが正確な由来はわからないんだそうです。

でも、とりあえず「せんとちょう」と読むのは絶対にハズレなので、ご注意下さい。

鴨川をどりは、そんな先斗町の芸舞妓さんたちが毎年5月に行う、舞踊公演。京都の「をどり」というと、4月に祇園甲部歌舞練場で行われる「都をどり」が有名ですが、同様の公演は京都五花街全てが行っていて、鴨川をどりもそのひとつというわけ。

それぞれの「をどり」が、それぞれの特徴を持ってるんですが、鴨川をどりは、割と芝居寄り。今年の演目は何と「忠臣蔵」だったりして、普段ははんなりとした格好の芸舞妓さんたちが、ガッツリとカツラをかぶって侍に扮し、ハラキリまで披露。

近くで見ていた外人さんのグループは、ちょっと動揺してましたよ(笑)。

ちなみに私は、普通席、一般的な言い方だと2階の二等席で観覧しました。

しかも、当日券で。当日の昼間に劇場の受付に行って、チケットを買い、その日に観劇したわけです。私、祇園東の祇園をどり以外のをどりを、全て当日券で見てたりします。案外、行けるもんなんですよ。もちろん、いい席やお茶席付きだと、話は全然別ですが。

ふらっと京都に来て、ふらっと天井桟敷でをどりを見る。
そんなのも、面白いかも知れません。

鴨川をどり – 公式サイト

この記事の画像一覧

シェアする

モバイルバージョンを終了