NHKが学校の教材向けに定期的に放送している「昔話法廷」。その内容はまさに"これまでにない法廷ドラマ"といったものでして、「もしも、昔話の主人公が訴えられたら」という設定でストーリーが展開します。
これまでの放送では日本人の誰もが知る昔話「三匹のこぶた」「カチカチ山」「舌切りすずめ」「浦島太郎」の登場人物が被害者や被告人、証人となり、その裁判の展開を観ながら、視聴者が裁判員目線となり、判決を考えるいうものでした。
そしてこの昔話法廷が遂に新シリーズを放送します。8月15日に放送されるのは、誰もが知る日本の昔話「さるかに合戦」。(ちなみに本日8月14日は ヘンゼルとグレーテル)。
番組自体は教材向けなのでいたって真面目なのですが、このシュールすぎる映像には大人も釘付けになってしまうわけです。
そして、番組公式の紹介文がこちら。
かにの母子が体を砕かれ殺された事件。逮捕されたのは、猿。まだ青くて硬い柿を、殺意をもって執ようにぶつけたのだ。罪を認める猿に、検察官は「残虐極まりない」と極刑を求めた。一方、弁護人は、猿が悔しゅんしていること、衝動的な犯行で計画性がないことを主張。「猿は生きて償うべきだ」と訴える
シリアスすぎる…。
小林聡美さん、小澤征悦さん、須賀健太さんなどの豪華な出演者も魅力な同番組。新シリーズの「さるかに合戦」は8月15日(火) 午前9:30~午前9:50(20分)に放送されます。
「昔話法廷」は公式ページでいつでも番組を観ることができますので、これまでの内容もぜひチェックしてみてください。「さるかに合戦」は14日現在、まだ公開されていませんが、テレビ放送後にはこれまでと同様に公開されるかと思います。