日本郵便が、世界の人々が文通によって文化の交流に努め、世界平和に貢献することを目的とした特殊切手「国際文通週間にちなむ郵便切手」の2017年のデザインを公開しました。
「国際文通週間にちなむ郵便切手」は1958(昭和33)年以降、毎年発行されているもので、10月6日(金)から発行される今年の切手デザインには、江戸時代の浮世絵師・歌川広重の作品が採用されています。
これまで「国際文通週間にちなむ郵便切手」では、日本ならではのアート作品がデザインに採用されることが多く、2013年からは一貫してデザインに歌川広重の作品を採用しています。
歌川広重といえば風景画の印象が強いですが、70円郵便切手には花鳥図が採用されており、なかなか珍しいチョイスですね。90円切手、110円切手、130円切手には、広重の代表作「東海道五拾三次」から選ばれています。
文通を通しての国際交流を目的として特殊切手なだけに、切手の余白には英語で「International Letter-Writing Week.」と記載されているあたりも、なかなか味わい深さがあります。
「国際文通週間にちなむ郵便切手」70円、90円、110円、130円の4種類は、10月6日(金)から全国の郵便局やオンラインショップで販売されます。