神棚にもIoTですって!なんだかすごいことになってきた。
神社に設けられている崇敬会の支援事業を行っている一般社団法人 神社崇敬会が、なんとも面白いコンセプトの神棚が発表されました。発表されたのは「スマート神棚コンセプト」。
なんとこの神棚、通信装置が内蔵されており、さらに前面には人感センサーと音声感知センサーを搭載。これらの装置を使用して毎日の礼拝行動を検知し、その情報が崇敬神社に送られる仕組み。神社側はその情報を朝拝などに利用するというもの。
音声感知センサーがあるから「二礼二拍手一礼」の検知が可能で、検知されると神棚のLEDが点滅したりと色々な演出も考えられています。
神社との通信手段には御札型のSIMカード「神社SIM」(仮)が使用されるそうで、この神社SIMを神棚に差し込んで利用するわけです。SIMカードにまでデザインが行き届いているのは崇敬者にとっては嬉しいかもしれませんね。
ちなみに神棚に複数の神社SIMを差し込むことができるから、複数人の礼拝情報を同時に送信することも可能なのだとか。この「礼拝をした」という情報を送ると同時に神社に対して課金を行うことも想定されており、神社の維持活動などに生かすこともできます。
崇敬する神社と日々つながっているということは崇敬者にとっても嬉しいことでしょうし、体の不自由な方や年配者の方など、なかなか崇敬神社に足を運ぶことができない方々にとっても気になる、神棚の新しい形ではないでしょうか。
このスマート神棚は神棚ブランド「KITOKAMI」からの発表で、KITOKAMIといえば以前Japaaanで紹介しためちゃくちゃオシャレな位牌や仏壇を発売しているブランドです。
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「スマート神棚コンセプト」はまだコンセプト段階で、全機能を搭載したスマート神棚は2018年以降の発売を予定しているそう。