名古屋城、木造になります!
金のしゃちほこで親しまれている愛知県名古屋市の名古屋城天守閣。名古屋城の天守閣は江戸時代初期に初代が築城され昭和時代まで存在していましたが、昭和20年に戦時中の空襲により消失しました。
その後、昭和32年に名古屋市制70周年記念事業として天守閣の再建が開始され、昭和34年、現在まで続く鉄骨鉄筋コンクリート構造の天守閣が完成しました。
2000年代に入り、耐震性や老朽化が問題になり再建に向けて議論が続けられていましたが、23日、名古屋市議会にて名古屋城天守閣をもう一度木造で立て直すことが決定しました。
早ければ2019年にも現在の天守閣の取り壊しが始まり、2022年に木造の新しい天守閣が完成させたい考えとのこと。
鉄筋コンクリートで建てられたものを取り壊し、木造で建て直すというのもとても面白いですが、こういった事例はなく全国で初めてなのだそう。
着工はまだ先になりますが、どんな姿の天守閣に生まれ変わるのか期待ですね。