画期的発見!古墳時代の馬が形の分かる状態で出土。群馬県金井下新田遺跡にて

増田 吉孝

古墳時代の馬が、形が分かる状態で出土しました。全国で見てもとても珍しい発見。群馬県埋蔵文化財調査事業団では"これまでにない画期的な発見"と伝えています。

発見されたのは馬2頭と、馬とみられる獣骨1体。そして古墳人の歯。群馬県渋川市の「金井下新田遺跡」の、古墳時代に噴火した榛名山の火砕流堆積物で埋没した竪穴建物から発見されました。

公開された写真を見てみると確かに馬の形が確認できます。

発見された馬は2歳未満の仔馬と3.5歳未満の馬。若い馬であることから周辺で繁殖や飼育が行われていたことが明らかに。

同時に発見された古墳人の歯は2体の馬の間から発見されたことから、榛名山の噴火で被災したものとみられます。馬とみられる獣骨は現在調査中。

この2頭の馬は骨格だけではなく馬体の輪郭も残されているため、古墳時代の集落にはどのような馬がいたのかが明らかになる可能性があるそうで、貴重な資料となります。

出土遺跡の詳細はこちらからご覧ください。写真も複数枚公開されています。

火砕流中から出土した古墳時代の人歯及び馬骨について

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