これまた強烈だーっ!男の着物の楽しみを広げる「和次元 滴や」が新作コレクションを発表!

増田 吉孝

男の着物の楽しみの幅を広げこだわりを持った遊び心でユニークなコレクションをリリースし続ける「和次元 滴や」が、2016 AUTUMN COLLECTIONを発表しましたよ!

今回のコレクションではこれまで以上にユニークな素材にチャレンジしているのが目を引きます。懐かしさを感じる風合いのテトロンウールや、立体素材を使用したり生地表面にハニカム構造を採用したりと実にチャレンジング。

「現代版のサムライスタイル」とも言うべきコーディネートで今回も滴やらしさが満載です。海外にもファンが多いそうで、コレクションを見ればなるほど!とうなずけます。滴やが放つ"かっこよさ"は国外の世界のオトコにもリーチするのでしょう。

なお、AUTUMN COLLECTIONは10月14日(金)から3日間行われる「KimonoRock 大阪」と京都店(一部商品のみ)でチェックできるそうです。

それでは、滴や「2016 AUTUMN COLLECTION」をどうぞ!

妖しく底光りした黒が印象的な小袖は、しなやかで通気性の良い斜子織にチンツ加工を施した素材。袖口と掛け衿の先に見せた裏地のエンジも表の黒をより引き立てています。

ワインレッドの小袖は、バラ柄の織紋様。材質はテトロンウールが使用されています。(左)銅のように鈍く輝くのはデニムの袴。デニムに箔押しのようなプリント加工が施されています。(右)

シャンパンゴールドの輝きが印象的な箔プリントの小袖。上品なベージュの袴はハリのある生地で、よく見ると固く密に織られた細かい横ウネが特徴。黒と銀の片身合わせの小袖

黒と銀の片身合わせの小袖。無彩色のまだらな模様をコーティングした怪しい光沢のある袴は、ご要望に応えて復刻したそう。(左)極細ラインやカスレまで表現された細密なプリント技術でのシンプルな線描のデザインが目を引きます。(右)

見る角度により、色が変わって見える3D素材を使った風土ローブ。白地の上を高さのある縦ウネがびっしりと走る立体的な素材。

3D素材を使った風土ローブに、生地表面にハニカム構造が形成されています。(左)錆びた銅のような配色でムラ染めされたクラッシュベロアの風土ローブ。(右)

ニットのレースを素材とした和服。特許出願中でもある和慈羽袖の更なる挑戦として発表したのがこのニット素材の和慈羽袖。

縞の織物には、オレンジや黄色のフシがあり、柔らかな手触り。(左)ウール×モヘアの心地よい手触りが特徴のマント。(右)

2016 AUTUMN COLLECTION | 和次元・滴や

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