仙厓義梵(せんがい ぎぼん)。江戸時代の臨済宗の禅僧で、禅画を描く絵師としてもその名は知られています。
仙厓の作品は心を和ませてくれるとても可愛らしいものが多く、現代人にも受け入れられやすいタッチが印象的です。その可愛らしい作品たちを以前、Japaaanでまとめましたのでどうぞ。
そんな仙厓の作品展が開催されますよ!その名も「大仙厓展」。
「大仙厓展」は出光美術館の開館50周年記念の一つとして開催される展覧会となっており、仙厓の生み出した禅画の世界を堪能できるものになりそう。
展示される作品は出光美術館が収蔵するコレクションを始め、仙厓のコレクションとしては有名な福岡市美術館のコレクション、九州大学文学部コレクションが集結。1986年に福岡市美術館で開催された展覧会以来、30年ぶりに東西の三大コレクションの名品が勢揃いするそうです。
仙厓の世界を知るには絶好の機会になる本展、もちろん大人気のあの名品たちも公開されることになっています。
仙厓と同じく江戸時代の臨済宗の禅僧として有名な白隠に関連した展覧会も10月18日から開催予定となっており、こちらも禅に関連した作品が盛りだくさん。
白隠さんがやってくる!禅画などの名宝から"禅"の歴史を辿る「禅 −心をかたちに−」トーハクで開催
今年2016年4月に京都国立博物館で開催された白隠の作品が大集結する展覧会「禅 −心をかたちに−」が、いよいよ東京国立博物館にやってきますよ!今年は臨済宗(りんざいしゅう)・黄檗宗(おうばくし…
「大仙厓展」は2016年10月1日(土)~11月13日(日)の期間、出光美術館で開催されます。