川端康成の名作「古都」が松雪泰子さんを主演に迎え映画化されますよ!
2016年12月3日から全国で公開される映画「古都」。実はこの作品は元歌手・山口百恵さんの引退記念作品として1980年に映画上映されており、今回は36年ぶりの映画化となります。
本作は1962年に新潮社より刊行された川端康成「古都」の現代版で、これまで多くの映像作品となってきた「古都」を、原作では描かれなかった大人になった主人公たちの物語として映像化。
主演の松雪泰子さんは、京都の町で伝統の継承に生涯を捧げる呉服屋の姉・佐田千重子と京都伝統の北山杉の里で働く双子の妹・中 田苗子を一人二役で演じるそう。
呉服屋の千重子の娘・佐田舞役を橋本愛さん。双子の妹・材木屋の苗子の娘で、京都と並ぶもう一つの古都フランス・パリで一人国立美術大学に通い絵画制作に励む中田結衣役を成海璃子さんが演じます。
本作では茶道のシーンでは裏千家今日庵の全面協力により国宝級のお道具を拝借し監修したり、華道のシーンでは池坊専好次期家元が、禅のシーンでは妙心寺退蔵院 松山大耕副住職が出演するなど、ほんものの京都にこだわった作品に仕上がっているとのこと。
映画『古都』は2016年12月3日(土)に全国公開。京都では11月26日(土)に先行公開されます。