昨年の2015年に10周年を迎えた男の着物の老舗ブランド「和次元 滴や」。袴やマントを中心としたラインナップには「こういうのが着たかった」という声も多い人気ブランド。6月10日〜12日の期間、原宿で開催される「Kimono Rock東京」への出展が決定しています。
そんな和次元 滴やが2016年夏コレクションを公開しました。公開されたコレクションはやはり他ブランドとは一線を画す、滴やらしさが前面に表現されたラインナップとなっています。
夏の袴スタイル、夏にあえてマントやローブを羽織る提案、滴やならではの涼しげな着流しスタイル…。夏は汗もかくので素材感も気になりますが、素材や質感にもこだわった細かなこだわりはさすがといった感じ。
それでは和次元 滴やの「2016 SUMMER COLLECTION」からいくつか作品をご紹介します。
Code : FSSC 拾陸丿零壱
色と柄の違う片身代わりの小袖と、使うほどにスレやアタリが出て味わいが増し、迫力あるユーズド感も楽しめる袴。素材は麻を使用した混紡素材がともに使用されており汗ばむ季節には最適。
Code : FSSC 拾陸丿零弐
ゼブラ柄レースの透かしの効いた小袖は、綿×ポリエステルの混紡で、適度なハリがあり着姿のシルエットが効いています。サーモンピンクの袴は滴やには珍しいカラーリングですね。
Code : FSSC 拾陸丿零参
ボルドー/墨グレーのシックな小袖にグレンチェックの袴を合わせた、現代の感覚を取り入れたスタイリング。袴はサマーウールで涼しさと美しさを兼ね備えた上質な見栄え。
Code : FSSC 拾陸丿零陸
レオパード柄の透かし模様が新鮮なフード付きのローブ。透かしからのぞく着物をどんな色柄にするかでかなり印象も変わってくると思うのでかなり遊べる逸品ではないでしょうか。
Code : FSSC 拾陸丿零漆
こちらも透かしのフード付きローブ。パープル、オレンジが効いた柄は夏にぴったりのトロピカル感。シンプルな着物、浴衣にサラリと羽織るだけでかなり存在感が増す羽織ものですね。
Code : FSSC 拾陸丿零玖
とっても涼しげな長着。麻とポリエステルの混紡でさらりと気持ちの良い縞の素材。波しぶきが裾や袂にデザインされており、ただの縞着物では終わらないデザインがとっても素敵です。
いかがだったでしょうか?和次元 滴やの「2016 SUMMER COLLECTION」。ホームページにはこのほかにも個性豊かな作品が紹介されていますので是非チェックしてみてくださいね。
2016年の各ブランドの新作浴衣のまとめはこちらのページで随時更新していますので是非チェックしてみてください。