今回この町田天満宮に向かう途中でも、うしろを歩いているおばちゃんたちの会話で、
「あっちの神社でやってるのよ」
「あら、おもしろそう」
「興味のある人にはいいわねぇ」
などと骨董市の話題が出ていました。もちろん骨董市へ向かう人や骨董市帰りの人ともたくさんすれ違いました。年代は結構ご年配の方が多いのかな?という印象。
・・・・・・かと思いきや、神社に着くと若い人や外国から来た方も大勢います。しかも普段はガラガラの神社が人で溢れかえっているじゃありませんか!
骨董市、アツイです。
いまどき骨董屋さんはインターナショナル
骨董市のお店を見てまわっていると、英語で会話している声が。外国人のお姉さんが「これ高いよー、お勉強して」というような内容のことを英語でお店の人に話しかけていたんです。
するとお店の人も英語で返答。英語は地球語、これは骨董市でもばっちり当てはまるんですね。配っていた骨董市のチラシも、よく見ると英語表記がちらほら。国際派でいくのがいまどきの骨董屋さんのようです。
骨董市の醍醐味「お勉強」
骨董市で買い物をするときに楽しいのが、「お勉強して」というやり取りです。
つまり値切ること。
外国人のお姉さんもやっていましたが、これがやっぱり一番の醍醐味なんじゃないでしょうか。骨董市でのものとの出会いはまさに一期一会。そこで出会ったステキなものを、よりお得にお迎えしたい!そんな思いもあります。
更に、「お勉強して」を通して始まるお店の人との交流も楽しいのです。結果的に安くならなかったとしても、そのものの由来とか価値なんかの話を、それを目利きしてきた骨董屋さんに聞けるのは面白い!お買い物をするときのこの感覚、今はなかなか得られないものですが、骨董市では確かに健在です。
古いもの・新しいものが行きかう場所「骨董市」
骨董市は古いものが集められています。しかし、ものだけでなく、買い物のやり方とかそういったところにも古くて良いものがあるんです。更に古いだけじゃなくて、それを新しいものと融合していく性格もあります。
英語でのコミュニケーションもそう、古いものを買って自分の生活に活かすということもそう。中には古い着物生地で作られた小物類を販売している若い女性のお店なんかもあったりして、商品の中にも古いと新しいが合わさっているものがありました。
そんな古いと新しいが集まる骨董市にお出かけすると、日常とは違う時間の流れを感じられるかもしれません。