市川海老蔵が主演を務めた新作歌舞伎「石川五右衛門」が、テレビ東京の時代劇として2016年に連続ドラマ化されることとなりました。天下の大泥棒を演じるのはは歌舞伎の舞台に引続き、市川海老蔵。
歌舞伎俳優・市川海老蔵が連続テレビドラマに出演するのは2003年のNHK大河ドラマ「武蔵MUSASHI」以来で、海老蔵を襲名後は初出演なんだそう。
テレビドラマの「石川五右衛門」は2009年に初演された歌舞伎「石川五右衛門」に手を加えて映像化。原作・脚本は歌舞伎と同じく、「金田一少年の事件簿」や「神の雫」の原作者・樹林伸が担当します。
ドラマでは、華麗な手口で盗みを働く石川五右衛門と、豊臣秀吉の対決をメインに、秀吉の側室・茶々とのロマンスなどがケレン味たっぷりに描かれるとのこと。義賊・石川五右衛門が活躍する痛快で壮大な人間ドラマは、元気がなく閉塞感がある現代において、多くの共感を呼びそう。時代劇の歴史に新しい風を巻き起こすこと間違いなし。これまで、時代劇に縁のなかった世代も、時代劇の面白さを知るきっかけとなりそうです。
放映日や共演者などの詳細の続報が待たれますね。