山田芳裕による人気コミック「へうげもの」の登場で一躍名を知られることとなった古田織部(ふるたおりべ)。
古田織部は明智光秀、羽柴秀吉の元で武将として働いたのちに秀吉に仕える身となり、さらに千利休に茶人として弟子入りをはたし、茶人としてひとつの流派を生んだ人物。
茶器や庭園にも携わり「織部好み」と呼ばれる流行を生み出しそのセンスの良さはピカイチだったそうです。「織部焼」という陶器の名を聞いたことがある方もいるのでは?
そんな古田織部ゆかりの文化財を中心に展示し、織部の人物像とその創意に迫る展覧会「古田織部展」が開催されますよ。
2015年は徳川家康の没後400年ということで徳川家康にゆかりのある各地でイベントが開催され、徳川家康に展覧会も色々と開催されていますが、実は実は2015年は古田織部が亡くなってから400年を迎える年でもあるのだそう。その節目の年に本展覧会は開催されるわけです。
本展覧会では独自の美意識をもって朝廷・貴族・寺社・経済界の人々をも魅了したその人物像に迫ります。
コミック「へうげもの」では比較的コミカルに描かれる古田織部。実際のところそのオリジナリティ溢れる美意識はいったいどういったものなのか?展覧会の展示品から探ってみたいですね。
古田織部展は2015年10月10日(土)~2015年11月23日(月)の期間、滋賀県の佐川美術館で開催されます。
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