若者の間で日本文化が見直されてきている昨今。着物ブームがあったり、和物がはやったり、昔ながらの農家のライフスタイルが見直されたり。
そんな中で同じように注目を集めているものに盆栽があります。
その期限は古く、平安時代にまでさかのぼるとも言われています。
小さな鉢の中で自然を再現する盆栽に、今多くの人が魅力を感じているようです。
ゆっくりと盆栽を楽しもう
東京都内にはちょっと異色な盆栽を楽しめるバーがあります。その名も「盆さいや」というお店では、昼は盆栽のレッスンを受けることができて、夜はお酒を楽しみながら盆栽を楽しめるというところ。
盆栽好きにはたまらない空間ではないでしょうか。
また、ちょっと盆栽に興味があるなぁという程度であっても、丁寧に盆栽について教えてくれるそうですから、始めたいけど迷っているという時に訪れるのも良いかもしれません。
素敵な盆栽にかこまれて、店を出る頃にはすっかり盆栽マニアになってしまっているかも!?
そもそも盆栽とは?
盆栽というとおじいちゃんがハサミで手入れをしているものというイメージがありますが、最近では若者の間にも広がってきていますし、海外からの評価もとっても高いんだそうです。
大きなものだけでなく10~20センチ程度の小ぶりのものもありますので、一人暮らしのお部屋にも導入できます。そのため、小さな盆栽を趣味にしている若者も多いようです。
欧米には盆栽の専門誌もあるそうですし、イタリアにはなんと大学まであるそうですよ!
そんな盆栽は、小さな鉢の中に自然を作り出す芸術作品です。植物ですから、四季折々の変化を楽しむことができるというのも魅力です。
現代は自然の中に身を置くことがなかなか少ない状況です。だからこそ、盆栽の魅力が人をより惹きつけるのかもしれませんね。