日本の72の季節をこめた和菓子の美しさを世界に! 一幸庵 和菓子本プロジェクト

Japaaan編集部

世界文化遺産に和食が登録されたり、日本茶や日本酒が世界的にブームになっても、和菓子には未だ注目が及んでいないのが現状。日本国内でも後継者不足のために閉店するお店も増えているそうです。

現在の和菓子を取り巻く厳しい状況を打破すべく、世界中の菓子職人と肩を並べるカリスマ的な和菓子職人の存在を発信するプロジェクトが開始しました。本プロジェクトでは、現代の日本の最高峰の技術と感性を持つ和菓子職人の一人、水上力さんの仕事を伝える、世界に通じる高いクオリティの本を作ります。

水上さんは小石川にあるご自身の和菓子店「一幸庵」を営みながら、海外でワークショップを行ったり、世界的に名だたるパティシエに和菓子文化を教えたり、国際的な活躍をしている数少ない和菓子職人。

水上さんが生涯をかけて取り組んでいるテーマは、日本に古くから伝わる季節を細かく分けた「七十二候」(しちじゅうにこう)。日本独自の72の季節は、その季節の情景や旬を表す言葉となっています。この本「IKKOAN」では七十二候を表現した美しい和菓子たちを紹介しています。

この繊細な感覚。和菓子ならではの表現は日本人ならずとも、美しいと感じるはず。

1年間を72にも分けた季節に合わせて作られる和菓子は、日本文化を表現するためにとてもよい存在。この本をキッカケに和菓子界に新しい文化や潮流が生まれたらいいですね。

一幸庵の和菓子本出版プロジェクトのゴールは2015年8月6日までに¥300,000。日本が誇る和菓子文化を世界に伝えるお手伝いを支援してみてはいかがでしょう。

72の季節を和菓子にこめる。 一幸庵 和菓子本出版プロジェクト | ミライメイカーズ

お菓子調進所 一幸庵 – 東京都 文京区 – 食料品店 | Facebook

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