開催中!和とアートで覚醒する、新しい形の文化発信「わーと日本橋」レポート

和×Art で、「わーと」。

伝統文化的視点とアートイベントの視点の両面から和文化をとらえた、新しい文化発信の場、「わーと日本橋」が開催中です。イベント初日に伺ってきましたのでその様子をお伝えします。

初開催となる今回は、日本の伝統文化である「きもの」と、竹を使って空間を演出する「竹あかり」との共演。

場内に足を踏み入れると、空中に浮かぶ竹の要塞に圧倒。巨大な竹細工で造られた「空中竹茶室」だ!その周囲を、約200体のトルソに着せられた「きものコーディネートの森」が取り囲みます。圧巻!

空中の茶室に上がると、そこは神秘的な別世界。日常のあれこれをすべて忘れて精神世界に没頭する、神聖な空間となっていました。空中での茶会は毎日、午前11時から行われます。1000円のお茶席券は、茶室下の受付で当日券のみ販売され、売切れ次第終了。

「空中竹茶室」の周囲にほどこされた「竹あかり」の装飾もダイナミックで素晴らしい。「きものコーディネートの森」と相俟って、わくわくする印象的な空間を楽しめます。

もうひとつ圧倒的に目を引くのが、鯉のタペストリー。壁一面を泳ぐ277匹の鯉が、壮大な夢を繰り広げて驚かせてくれる。
布というものの無限の可能性を見せつけるかのようでした。

その隣、IMAGINE ONEWORLD KIMONO PROJECT は、世界各国の文化や伝統をデザインして創作した、「きもの」ならぬ「KIMONO」をずらりと展示。「世界はひとつ」であることをアピールしています。

( Photo by Lyuta Ito )

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