鳥獣戯画がいよいよ東京に!日本最古の漫画と言われる絵巻を目に焼き付けよう

増田 吉孝

2014年に4年がかりの大修復を終え京都国立博物館にて一般公開された国宝「鳥獣人物戯画」。いよいよ2015年4月28日から東京国立博物館にてお披露目です。

鳥獣人物戯画は2015年4月28日(火)〜6月7日(日)東京国立博物館で行われる特別展「鳥獣戯画-京都 高山寺の至宝-」で公開されることになります。昨年に京都国立博物館で行われた「国宝 鳥獣人物戯画と高山寺」はとても人気が高く、混雑状況を公式ツイッターでツイートする試みまで行われました。今回の展覧会でも同じく人気の展覧会となりそうですね。


鳥獣人物戯画はウサギ、カエル、サルなどの動物が擬人化され、巻物に所狭しと躍動感あふれるタッチで描かれた絵巻物で、日本最古の漫画と言われることも少なくありません。

擬人化された動物の姿がとても可愛いのでファッションアイテムや雑貨のデザインなどに使われることも非常に多く、一般的によく知られ愛されている国宝の一つとも言えるでしょうね。

オフィシャルページではWeb巻物なるコンテンツが設けられていて、鳥獣人物戯画の全4巻の全場面を楽しむことができます。4巻は異なる時代・人物によって描かれたとみられており、タッチの違いを確認してみるのもいいでしょう。

展覧会では鳥獣人物戯画が伝わった京都の高山寺にまつわる多くの品も展示されます。国宝、重要文化財が盛りだくさんの展覧会、日程はゴールデンウィークも入りますのでこの機会に日本文化財を体いっぱい浴びてみよう。

特別展「鳥獣戯画-京都 高山寺の至宝-」

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