以前、Japaaanで完成をお伝えした仙台空港ターミナルビル1階国際線ロビーに飾られている陶板レリーフ。海外でも人気の高い漫画家・大友克洋氏が原画・監修を行い、熱海のクレアーレ熱海ゆがわら工房さんが陶板レリーフを制作し、3月12日にお披露目されました。
金華童子風神雷神ヲ従エテ波濤ヲ越ユルノ図(キンカドウジフウジンライジンヲシタガエテハトウヲコユルノズ)の陶板レリーフの完成を記念して、この原画を特殊美術印刷にして、作家直筆サイン、エディションナンバーを入れ、オリジナル記念品として限定販売が開始されました。
仙台空港のレリーフのサイズは幅 約8.7m、高さ 約2.8mと巨大ですが、こちらの原画は額寸416×952mm、原画寸法270×758mm。販売価格は129,600円(税込)。完全限定品のため、お一人さま一点限りだそうです。
メカニカルな金魚にまたがった金華童子が風神雷神を従えて波濤を超え、祥雲を招く姿が描かれたこの作品。未来を担う子どもたちが、現代の叡智とともに自然がもつ大いなる力に立ち向かい、困難に対しても勇気を持って前進する姿がイメージされています。
この記念品の収益の一部は東日本大震災復興へ寄付されるそうです。