葛飾北斎や北斎一門の描いた鳥たちにフォーカスした企画展「北斎バードパーク」が開催

Japaaan編集部

東京・墨田区の「すみだ北斎美術館」で、企画展「北斎バードパーク」が開催されます。

現在も鳥の愛好者は多いですが、葛飾北斎も鳥を描いた作品を多数手がけ、その優れた描写は錦絵に花鳥画のジャンルを確立させるのに一役買っています。

企画展「北斎バードパーク」では、北斎一門の描く様々な鳥や、鳥の意匠を展観し、バードパークで色々な鳥たちとふれあうように、その美しさや画技の素晴らしさを身近に感じられるような展覧会に。

さらに、鳥が舞台装置としての役割を果たしている点にも着目し、鳥によって表現された季節や場所、人物の思いなどを読みとくとともに、北斎が本物の鳥を制作の演出に使用した「竜田川に紅葉の図」のエピソードも紹介。

主な出品作品は、「鵙 翠雀 虎耳草 蛇苺」(前期)、「文鳥 辛夷花」(作品を替えて通期展示)、「鵤 白粉花」(後期)、「鵙 小薊」(後期)、「杜鵑」(前期)、『北斎漫画』三編 風鳥 ほか(通期)。前期展示の北斎の肉筆画「杜鵑」は、すみだ北斎美術館初公開となります。

企画展「北斎バードパーク」は2023年3月14日(火)〜5月21日(日)の機関で開催されます。

■開催概要

 

 

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