「CARVEN(カルヴェン)」はフランスの人気ファッションブランド。1945年にマダム・カルヴェンが設立したブランドで、映画 「風と共に去りぬ」 でスカーレットが同ブランドのドレスを着ていたことでも知られています。
そんなCARVENの2015年春夏コレクションで発表されたファッションが日本文化をモチーフにしたもので溢れていました。とっても大胆なデザインでユニークな作品です。
桜と文様でよく使われる流水のようなデザイン。トリコロールカラーでこのデザインというのが面白い。
江戸時代のちょんまげと日本髪の男女が全体に描かれています。
胸元にがっつりカルヴェン!不安定なフォントスタイルが逆に可愛い?
浮世絵のような風景画が大胆にあしらわれています。
発表後は海外で「カルヴェン」と書かれたカタカナのロゴがかわいいと話題になったそうです。カタカナや漢字は海外ではとっても人気がありますからね。
海外では着物を洋服の上からラフに羽織ったり、日本人の発想ではなかなか思いつかない着こなしを見ることがありますが、日本文化をモチーフにしたこういったファッションもまた新鮮な発想力が感じられます。
カタカナは見方によってはどこか記号のようにも見えますから、もっとファッションの中にデザインとして大胆に取り入れてもいいと思うんですけどね。意味の分からない英文が書かれたものよりステキな気がします。
via: NOWFASHION