”文化を織りなおす”をミッションに掲げるカルチャーブランド「Ay(アイ)」から、銘仙着物の紋様を「組子」で立体的に表現したイヤアクセサリーが登場しました。
組子は古来、和室の欄間や障子などの建具として主に季節の風を運び、光を通すために設けられました。飛鳥時代から続く伝統的な技法ですが、和室から洋室へと生活様式が変わり、どんどん衰退しています。
銘仙の特徴である「絣(かすり)」。先染めされたたて糸とよこ糸を織り合わせる際に生まれるずれのこと。手織り故の特徴であり、ぼやけて見える独特の世界観。明治〜昭和初期にかけて北関東でつくられていましたが、現在はほぼ0。衰退して半世紀以上経ちます。
そんな銘仙の「絣」のデザインと組子の技術を用いてイヤアクセサリーという気軽に身につけられるアイテムに落とし込んだのが本商品。伝統技術「組子」ならではの立体表現で銘仙着物の紋様を再現しています。
イヤアクセサリーは桜の木、檜を使用。着色を一切せず、木が本来持つ個性をそのまま活かしているとのこと。種類や部位によって絶妙に変化する木の色を個性として捉え、一点ものの作品に仕立てられています。
シンプルなデザインなのでスタイリングを選ばず、さまざまなシーンで活用できると思います。伝統工芸を身にまとうというアクションを気軽にしてくれる、ステキなプロダクトですね。
銘仙着物の紋様を「組子」で立体的に表現したイヤアクセサリーはMakuakeで先行販売中です。