日本酒の蔵元として人気の高い岩手県の「南部美人」が、クラフトジンとクラフトウォッカの製造をスタートし、初回生産分のプレミアム限定商品「ザ・ファーストロット」を発売しました。
新型コロナウイルスの影響で日本酒の需要が減り、酒米の需要にも大きく影響が出ている昨今、これまで酒米栽培に一緒に取り組んできた農家さんへ“酒米余り”でご迷惑をおかけしないために、酒米を使った新たな酒類製造に挑戦した「南部美人」。
今回新発売されたのは、地元の酒米“ぎんおとめ”をメインに使ったライススピリッツをベースに、地元の漆や活性炭を活用した“岩手テロワール”のスピリッツとなります。
日本一の生産量を誇る地元・二戸市の特産品で、文化庁の日本遺産にも今年認定された浄法寺の「漆」(うるし)をクラフトジンのボタニカルに使用。クラフトウォッカは、岩手の県北振興のパートナーでお隣・久慈市の日本一の生産量を誇る「炭」(岩手産白樺の活性炭使用)で濾過しています。
記念すべき「ザ・ファーストロット」のみアルコール度数が60度と通常のジンやウォッカよりも高く、代表 久慈浩介さんが自ら製造番号を手書きで記入し、サイン入りです。
さらに製造番号0001番の商品はオークションに出品するそうで、海外輸出も予定しており「ヴィーガン」認証も取得。「南部美人 クラフトジン ザ・ファーストロット」と「南部美人 クラフトウォッカ ザ・ファーストロット」は、各200ml 11,000円(税込)で発売中です。
2回目生産以降の通常ロットは2021年9月の発売を予定しているとのこと。