日本には昔からずーっと親しまれてきた、「昔ながら」のものが溢れています。ただ昔ながらのものは時に既成概念が邪魔をして長らく変化をやめてしまっているものもあります。
受け継がれてきたものには時には「変化しない」良さもありますが、今の文化にあった今ならではのアイデアを盛り込むことでよりよいものになることもあるでしょう。
今回紹介する8036(ハンサム)プロジェクトは、日本の“ずっといいもの”を、“もっといいもの”にするというミッションを掲げたプロジェクト。世界に自慢できる日本にずっとあった良いものに、あるようでなかった新しい価値を生み出し、世界の方々に知ってもらうことを目的としたプロジェクトなんです。
すでにプロジェクトではいくつかアイテムが紹介されていますので、Japaaanでも紹介させていただきます。
ふくろうのダルマ
縁起物としては昔からの定番であるダルマに幸せの鳥「ふくろう」を描いた作品。ちなみにフクロウには当て字で「不苦労」や「福朗」「富来老福来郎」「福来郎」などがあります。
赤べこ
赤べこに若い人や子どもに親しんでもらえそうなカラーリングを施した作品。
鯉のぼりのネクタイ
庭先に飾り男児の成長と出世を願ったとされる鯉のぼり。この風習を現代においても、もっと身近に感じてもらい、家族の絆を強めるきっかけになればと願い、親子のネクタイとして表現。
縁起ものは日本文化にとっては昔から切っても切れない関係。昔ながらの文化を現在のライフスタイルに合わせる試みはとても興味深いですね。
8036(ハンサム)プロジェクトのその他のプロダクトはホームページから確認できます。