初詣は、「元旦や三が日までに行わなければならない」などのルールはありません。
特にこの新年はどこの神社も「分散拝」を呼びかけています。
新年は、三が日を外して、ゆっくりと初詣に出かけましょう。
実は、元旦から松ノ内までは歳神さまが家に訪問してくるので、家にいてお迎えをしたほうが、「福」を引き寄せられるのです。
今年は、多くの神社で初詣期間を2〜3月まで設けています。混雑を避けて人のいない地元の氏神さまか近所の神社にお参りをしましょう。そして、良運を引き寄せるには、正しい方法で参拝する必要があります。
今までなんとなく参拝していた人も、この機会に神さまに思いがきちんと届けられる方法を覚えましょう!
【前編】もぜひご覧ください!
正月は「密」を避け近所の氏神さまにごあいさつ!正しい参拝方法で良運を引き寄せる【前編】
2020〜2021年の年末年始は、例年とは異なり、人が密集するカウントダウンや元旦の初詣は控えるように呼びかけられています。それでも、やはり新しい年を迎えたら初詣で神さまに「いい年になりますよ…
初詣のときこそ正しい参拝方法で
初詣という言葉は比較的新しく、明治時代に使われるようになったそう。
そして、初詣の期間に決まりはありません。
けれども、基本的に初詣のときには守りたい作法があります。
地域や神社によっても多少異なりますが、真剣なお願いが神様に届くように、ていねいな作法を心がけましょう。
一般的な作法を簡単にご紹介します。
鳥居のくぐり方
神社の鳥居は、私たち人間の社会と神域を区切るもの。神域に足を踏み入れるのですから、「お邪魔します」の気持ちと共に一礼をしてください。出るときも、社殿の方を向いて一礼して帰ります。
参道の歩き方
参道の真ん中は「正中(せいちゅう)」と呼ばれる神さまが通る道です。鳥居をくぐったら、参道の中央を避けて両端を歩きましょう。