漆黒の美しさ!日本の伝統的な高級漆器の美観を再現したスマホケースが登場

Japaaan編集部

漆黒の美しさよ。

日本の伝統的な高級漆器の「深く、温かい漆黒」の美観を再現したスマホケースが、クラウドファンディングのMakuakeに登場しました。

今回紹介するスマホケースは、NECが開発した高機能バイオ素材「NeCycle」を使用したスマホーケース。「NeCycle」は、木材や稲わらの主成分であり、地球上でもっとも大量に存在する非可食性のバイオマスであるセルロースを化学変性し、NEC独自の添加剤を加えて開発された素材です。

NECが開発した高機能バイオ素材NeCycle

ただ環境にやさしいだけでなく、従来のプラスチックでは実現できない日本伝統の「和の美」を併せ持つこの素材をより身近に、幅広く知ってもらいたいという想いも込められ作られました。

本商品では日本を代表する漆芸家 下出祐太郎 氏との共同開発により、高級漆器の美しい漆黒(漆ブラック)を塗装工程無しで実現。表面のツヤの度合いを示す「高い光沢度」、黒さの度合いを示す「低い明度」といった数値だけでなく、通常のプラスチックでは表現できない、漆特有の”深さ、温かさ”までもが再現されています。

ラインナップは下出氏による伝統的デザイン3種と、モダンデザイン3種の計6種。

爛漫(らんまん)(下出祐太郎氏デザイン)

春爛漫。日本の国花である桜。咲き誇る桜の花の折り重なるさまを、蒔絵の金蒔絵と金梨子地の表現にアレンジしデザイン化しました。
※写真は開発途中品です

山櫻(やまざくら)(下出祐太郎氏デザイン)

山櫻の一枝を高蒔絵で表現しました。日本の固有種で花は中輪。花弁は5枚の一重咲きで色は淡紅色。葉芽と花が同時に展開するのが特徴です。
※写真は開発途中品です

春秋(しゅんじゅう)(下出祐太郎氏デザイン)

春の桜と、秋の紅葉。どちらも日本の四季を彩る代表的な花木です。桜の花と紅葉の葉の組み合わせは、季節を愛でる伝統文様です。

ripple(Designed by kenma Inc.)

超絶技巧の一つ、太さ0.3mmという極めて細い線を活かしてデザインしました。金と白、2色の重なりがモアレのような不思議な雰囲気を醸し出します。

leaf(Designed by kenma Inc.)

超絶技巧の一つ、緻密な点を活かし、環境への配慮を表す葉っぱをモチーフにしたデザインです。こだわりは葉脈。いくつものパターンで形成されています。

dot(Designed by kenma Inc.)

超絶技巧の一つ、一般的なスクリーン印刷のおよそ2.5倍という立体感を活かした幾何学模様。金のトライアングルは狭い面積で極限まで盛り上げています。

本来なら熟練の漆芸家の手により数か月かかって描かれる、精緻かつ立体的な蒔絵を、印刷で実現するのは難しいとされてきましたが、特殊印刷に強いメーカーとのコラボレーションにより、これを実現しています。

対応機種はiPhoneX/XS用、iPhone7/8/SE(第2世代)用となります。

日本の伝統的な美観と高機能バイオ素材が融合した新世代のスマホケースは、クラウドファンディングのMakuakeで支援を募っています。

Makuake

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