千葉県佐倉市にある国重要文化財「旧堀田邸」。最後の佐倉藩主・堀田正倫(ほったまさとも)の邸宅として、1890年(明治23年)に旧領の佐倉に建てられました。現存する明治時代の旧大名家による和風住宅は珍しく、2006年(平成18年)に国の重要文化財に指定されました。
その「旧堀田邸」をVR映像でオンライン探検できるサービスが、佐倉市ホームページの「ほっとすまいる佐倉」で公開されました。
3Dビュー+VR映像で邸宅内を思うままに移動したり、視界を上下左右・拡大縮小を自由自在に変更することができるんです。
本サービスは新型コロナウイルスの影響で休館・休園している施設をボランティア活動で支援する一般社団法人VR革新機構の協力で提供されているもので、先日紹介した、岡本太郎美術館のバーチャルミュージアムもVR革新機構が協力しています。
VRで太郎さん!岡本太郎美術館が初のバーチャルミュージアム「太郎 VR 美術館」をオープン
芸術家・岡本太郎さんの作品を数多く展示している、神奈川県川崎市の生田緑地内にある「岡本太郎美術館」。新型コロナウイルス感染拡大防止のため現在臨時休館中ですが、このほど、自宅からでも岡本太郎美術館を楽…
オンライン探検できる旧堀田邸屋内は通常公開している玄関棟・座敷棟・居間棟1階・湯殿だけでなく、特別公開日のみ公開している書斎棟・居間棟2階も観覧可能。
パソコン、スマートフォンで映像を楽しむことができますが、VR専用ゴーグルもしくはVRメガネがあれば、より鮮明にVR映像を楽しむことができますので、お手元にVRゴーグルがある人は是非活用してみてください。