六芒星の6地点は、すべて高台に位置していますが、ある高さを持って結界のラインが結ばれています。
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400年前、仙台城下に張られた”六芒星の結界”は今も生きているのか?その2
前回の記事はこちら[insert_post id=116881]六芒星は、目に見えない敵から城下の人々を守るための”結界”-呪術です。仙台城本丸を起点として5か所に配された神社は、伊達家3…
仙台城下の土地は広瀬川の中流に位置し、河岸段丘地です。台原・上町・中町・下町の4つで形成され、上町と中町の段丘崖は勾当台公園に見ることができます。あの付近に、公式の鬼門である定禅寺がありました。
中町と下町は、片平と花壇の境界で、その高さは見た目にも圧倒されますが、坂道を上れば、実感できます。
藩政時代、城下内に建物を作るときには、最高高さを四間半以内に制限するよう藩令で定められていました。
表向きには、軍事目的である「見通し」において邪魔にならないように、という理由でしょうが、実のところは知られてはならない「結界」を守るためではなかったか。呪術としてのラインには強力な気の流れが走っていますから、これを妨害してはならないのです。
四間半は、今でいうと3階建てくらいの建物になりますね。現代では高層ビルが立ち並び、結界は遮られてしまっている箇所があるでしょう。
3ページ目 ーすべての存在(万物)は「気」によって作られている-