久留米絣は味わい深くっていいぞ〜!
福岡県久留米市に本社を置くシューズ製造会社の「ムーンスター」が、日本の伝統的な綿織物「久留米絣」を素材に使用したスニーカー&地下足袋シューズを発表しました。
3月下旬に発売されたのは、1960年代に生産していたトレーニングシューズをルーツとしたモデル「GYM COURT」と、久留米で誕生した日本独自の伝統的な履物である地下足袋をベースにしたモデル「JIKATABI」の2アイテムのアッパー素材に、藍で染めて織ったオリジナルの久留米絣を使用した2020年限定モデル。
GYMCOURT K ICHIMATSU
JIKATABI K ICHIMATSU
アッパーに使用されている久留米絣は、江戸時代後期に発明され、今もなお、その伝統を受け継ぐ機屋で織られています。古い様式の織機を使い、糸に無理をさせない張力で織られる生地はしなやかで独特な風合いを持ち、履き込むほど味わいが増していきます。
久留米市に工場を持つムーンスターだけに、生地づくりから靴づくりまで全ての工程を久留米で行っているとてもプレミアムなシューズとなっています。
シューズのアッパーデザインに市松模様(チェッカーフラッグ)が使われることはそこまで珍しくはありませんが、久留米絣の”かすり”が楽しめるのが、このシューズのポイントでしょう。
藍で染めた糸で織ったオリジナルの市松模様の久留米絣は履き込むほど味わいが増しますので、時が経つにつれて変化する藍染の面白さも魅力ですね。
各¥16,500(税込)で発売中です。