トキワ荘の紅一点!漫画家・水野英子の65年の画業をまとめた「水野英子画集 薔薇の舞踏会」発売

Japaaan編集部

日本の女性少女漫画家として、その後の少女漫画家に多大な影響を与えた水野英子(みずのひでこ)さんの画業65周年を記念して「画業65周年 水野英子画集 薔薇の舞踏会」が発売されます。

水野さんは、手塚治虫に多大な影響を受け、石ノ森章太郎、赤塚不二夫とともに、トキワ荘で紅一点、ストーリーマンガのテクニックを学んだ漫画家。少女マンガに初めて映画的手法を導入し「少女マンガの母」と呼ばれる漫画界の重要人物の一人です。

本書は、そんな水野さんによる約200点のイラストを収録。本人による作品コメントや、影響を受けた作家からの「オマージュコメント」もふんだんに掲載されています。

さらに、14歳当時に「漫画少年」に投稿した初公開の幻の作品作品原稿も収録されています。ファンはもちろんのこと、マンガ・ファン必携の貴重な資料になることでしょう。

本書の構成

マンガ史に燦然と輝く名作を中心に、カラー画を豊富に掲載!!
手塚治虫の西洋ロマンを継いだ名作『銀のはなびら』、
少女マンガで初めて本格的恋愛を描いた『星のたてごと』、
少女マンガ初の大河歴史ロマン『白いトロイカ』、
少女マンガで初めて男性を主役にし、社会問題を描いた『ファイヤー!』
などを、水野英子自らのコメントとともに紹介。

幻の投稿作品「赤い子馬」
(「漫画少年」〈学童社〉1954 年投稿作品)の原画を初公開!
14歳にして、手塚治虫に見いだされた神童/水野英子の投稿作品。
失われたと思われていた肉筆原画を、今回「生原画ver.」で掲載。
絵具の濃淡やペンタッチのディテールまで忠実に再現!

刊行に寄せて、水野英子へのメッセージ
青池保子(マンガ家)「プロの描き方を学ばせてくれた」
竹宮惠子(マンガ家)「ロックとマンガの近い関係」
青島広志(作曲家、少女マンガ研究家)「音楽家の立場から」
「少女マンガの母」と呼ばれる水野英子。
影響を受けた作家による、画業65周年を祝うメッセージを特別収録!

「画業65周年 水野英子画集 薔薇の舞踏会」は3月30日(月)発売。価格は4,000円(+税)です。

画業65周年 水野英子画集 薔薇の舞踏会

 
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