創業1767年、新潟県の今代司酒造が、現在ではほとんど見かけなくなった木桶を使った木桶仕込みの日本酒ブランド「人と 木と ひととき」を発表。12月6日に第一弾の「純米酒 木桶仕込み」が発売されます。
木目をモチーフにしたラエルデザインもシンプルで素敵。
ひと昔前までは当たり前だったのに、今となっては全国的にも大変珍しくなってしまったという木桶仕込みの日本酒。今代司酒造では2010年に木桶仕込みを復活させ、このほど二基の大桶を新たに導入。生産量が増え今回の第一弾の発売へ。
木桶仕込みの日本酒は、木桶で仕込むことによって上品で綺麗な香り、そして独特の甘みと余韻が生み出され、近代的なタンクで仕込んだものとはまったく異なる美味しさが楽しめるそうです。
しかし現在では大型の木桶を作れる職人さんも減り、生産量もごく僅かなんだそう。木桶の文化を残すべく、もっと木桶を導入し、多くの人に発信することで、いずれは挑戦する蔵元も増え、木桶の需要も増え、ひいては木桶職人が新たに誕生するような流れをつくることを目指しているそうです。
日本酒ブランド『人と 木と ひととき』の「純米酒 木桶仕込み」は12月6日から720ml/1,800円(税抜)で発売されます。