14日、ユネスコの諮問機関が、世界文化遺産への登録を目指している大阪府の「百舌鳥・古市古墳群」を世界文化遺産に登録するよう勧告したことが明らかになりました。
登録勧告はそのまま受け入れられることが通例で、6月30日から開催されるユネスコ世界遺産委員会の審査にて、正式に世界文化遺産への登録が決定する見通しです。
「百舌鳥・古市古墳群」は大阪府に4世紀後半から5世紀後半にかけて造られた古墳群で、仁徳天皇陵とされる陵墓は全長486mに及ぶ世界最大級の前方後円墳。なお、宮内庁が管理する陵墓が世界遺産になるのは今回がはじめてのことです。
現在、国内の世界遺産は自然遺産を含めて22件。「百舌鳥・古市古墳群」が世界遺産に決定すれば、大阪府でははじめての世界遺産となります。
via: NHKニュース