小学館と日本経済新聞社が東京オリンピックが開催される2020年夏に向けて「浮世絵」に関する新プロジェクト「UKIYO-E 2020(うきよえ・にいまるにいまる)」を発足しました。
「UKIYO-E 2020」は、東京オリンピックの開催にあわせて、日本のアートの魅力を全世界に発信していくプロジェクト。浮世絵を世界最高のポップカルチャーと位置づけ、浮世絵を通じて日本文化の魅了を発信していくというもの。
そのプロジェクトの企画として開催されるのが、「日本三大浮世絵コレクションの世界(仮称)」です。
2020年7月に開催される本展では、太田記念美術館(東京・原宿)、日本浮世絵博物館(長野・松本)、平木浮世絵美術館(東京・豊洲)という、日本を代表する浮世絵の3大コレクションが総力を結集して、選りすぐりの名品約400点が紹介される予定。
本展開催までは、小学館と日本経済新聞で「UKIYえきにO-E 2020」運動を展開し、関連情報が発信されていくとのこと。
「日本三大浮世絵コレクションの世界(仮称)」の展示内容の詳細はまだ明らかにされていませんが、太田記念美術館を始めとする国内の有名なコレクションが結集する展覧会とあっては、期待せずにいられません。
海外から訪れた方々にも楽しんでもらうという目的もある展覧会なので、通常の浮世絵展とは違った見せ方などにも期待したいところです。
「日本三大浮世絵コレクションの世界(仮称)」は2020年7月23日~9月13日(前期4週間、後期4週間)の期間、東京上野・東京都美術館で開催されます。