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13年ぶりに新しい地図記号「自然災害伝承碑」が誕生!では13年前に誕生した記号は何?

13年ぶりに新しい地図記号「自然災害伝承碑」が誕生!では13年前に誕生した記号は何?

地図記号に新たに「自然災害伝承碑」が加わることになりました。3月15日に国土地理院が発表したもので、新しい地図記号が加わるのは13年ぶりのことです。

地図記号「自然災害伝承碑」がこちら。

 

日本は昔から数多くの自然災害に見舞われ、被害を受けるたびにその時の様子や教訓を石碑やモニュメントに刻み遺してきました。2018年7月の西日本豪雨災害で多くの犠牲者を出した地区では、111年前に起きた水害を伝える石碑があったものの、その伝承内容が地域住民に十分に知られていませんでした。

このような状況を踏まえて、 先人たちが現代に伝える災害の教訓を正しく知ることが、災害への「備え」を充実させ、災害による被害の軽減に貢献するものと考え、地図に自然災害伝承碑の記号を掲載することで、災害への備えを支援する目的があります。

6月から国土地理院のウェブ地図「地理院地図」で公開し、自然災害伝承碑を表す新たな地図記号を制定し、9月から2万5千分1地形図に掲載を開始するとのこと。

ちなみに地図記号が新たに作られるのは13年ぶりのことで、その前は平成18年に「風車」と「老人ホーム」が新たに追加されていました。知ってましたか?

地図で確認 先人が伝える災害の教訓 – 国土地理院

 

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