雪駄とスニーカーを掛け合わせ、日本の伝統技術と現代の最新技術を融合させたという、かな〜り魅力的な履物「unda-雲駄-」が登場しました!
“スニーカーとの融合” ということで、雪駄の面影がどれくらい残っているのか気になりましたが、見た目は完全に雪駄な雲駄!
「unda-雲駄-」は、雪駄の魅力的な機能性を、現代の街に溶け込むデザインに落とし込んだ履物で、これまでにないデザインで伝統技術を守りたい…という思いも込められています。
undaにはいったいどのようにスニーカーの技術が組み合わされているのでしょうか?undaをサイドから見てみるとわかりますが、ミッドソール部分にはエアクッションが組み込まれ衝撃を軽減させています。
雪駄の天板部分にも低反発クッションを仕込んでいるから、素足が当たる部分もフワフワ感触なのです。このようにフワフワと雲の上を歩いているような履き心地から”雲駄”というネーミングも付けられたのでしょう。
こういった履きやすい機能を備えていながらも、見た目は従来の雪駄のデザインが継承されています。普段から草履や雪駄を好んで履いている人にとっては、この奇をてらうことのないデザインはとても嬉しい。
undaの履き方としては、雪駄特有の”小指とかかとを出して”小さめサイズで履くということが推奨されており、最新技術の取り入れ具合と日本文化を守りたいという思いのほどあいが絶妙な気がします。
undaは奈良県の雪駄メーカーで作られ、天板生地には京都のカスリ染糸を使用したデニム調の織物が使われ日本製。着物にも洋服にもガンガン合わせていきたい履物になりそうですね。
雲のような履き心地「unda-雲駄-」は現在、クラウドファンディング Makuakeで先行販売開始をスタートしています。