落語の噺に出てくる言葉には”江戸ことば”や”大坂ことば”があったりして、意味のわからない言葉が少なくありません。普段あまり落語を聞かない人にとってはそれがネックとなり、落語にいまひとつ興味を持てない…となることもあるでしょう。
そんな、落語に出てくる難しい言葉を解説した用語辞典「からぬけ落語用語事典」が発売されます。
本書は、落語の噺に出てくる江戸ことば、大坂ことば、人やものの名前・地名・言い立て、そして落語独特のいいまわしや、登場人物までを50音順で解説した専門用語辞典なんです。
著者は、新作落語の創作を始め、児童書作家や小説家として活動する本田久作さん。
本書では分かりにくい用語にはイラストを掲載しわかり易く解説。寄席の用語は別立てで解説しています。そして、掲載されている用語はなんと2200語以上!
落語を普段から聞いている人でも、噺の流れでなんとなく意味はわかるけど、ちゃんと調べたことがない用語ってあると思います。本書には演目名からも用語を調べられる索引が付いているので、わからない用語をあらためてしっかり調べてみる際のツールにもなりそうですね。
「からぬけ落語用語事典」は2018年9月20日(木)に1,500円(+税)で発売されます。