
- No.1051月11日「塩の日」の由来であり「敵に塩を送る」の語源でもある美談 “上杉謙信が宿敵 武田信玄に塩を送った”は史実なのか?
- No.1042020年やり残した事は?12月「師走」のいろんな語源や12月の別名を一挙に紹介!
- No.103身近な地名に意外な由来?地図で見つけた「丹三郎」調べてみたら戦国武将の名前だった

ご飯のお供「たらこ」と「明太子」の違い知ってる?答えは朝鮮半島との関係にあり
塩辛くてご飯のお供やおにぎりの具としても人気の「たらこ」、そして「明太子」。この二つの名前にどんな違いがあるかご存知でしょうか?どちらもタラの卵であることに違いはなく、多くの人は「辛いかどうか」で見分けているのでは?しかしなぜふたつの名に分けられているのでしょう。
ここでは、それぞれの発祥から違いを紹介しましょう。
日本では北国の名産「たらこ」
「たらこ」とは、そのまま「タラ(鱈)」の「子」の意味。いつごろからこの名で呼ばれ始めたのかははっきりしていませんが、昭和中期ごろまでは「鱈の子」と呼ばれていたようです。「たらこ」の名自体は意外と新しいことがわかります。
このたらこは基本的にスケトウダラの塩漬けを指します。真鱈を使うこともあるようですが、流通しているものはほとんどスケトウダラといっていいでしょう。
続いては博多の名産品「明太子」です。
ページ: 1 2
バックナンバー
- No.1051月11日「塩の日」の由来であり「敵に塩を送る」の語源でもある美談 “上杉謙信が宿敵 武田信玄に塩を送った”は史実なのか?
- No.1042020年やり残した事は?12月「師走」のいろんな語源や12月の別名を一挙に紹介!
- No.103身近な地名に意外な由来?地図で見つけた「丹三郎」調べてみたら戦国武将の名前だった
- No.102「おいてけぼり」「鼻が高い」などなど、普通に使われている言葉の中に潜む妖怪たち
- No.101よく「現金なヤツ」というけど…その語源を調べてみたら、文字通りの通貨だった