河童やろくろ首、猫又などのよく知られた妖怪から、あまり知られていないコアな妖怪まで、さまざまな妖怪をテーマに狂歌を歌った「妖怪狂歌カルタ・百怪一首」がめちゃくちゃ面白そうなので紹介します!
「百怪一首」は百人一首と同様に、57577の短歌形式で書かれている読み札(絵札)と、短歌下の句にあたる77が書かれている取り札がそれぞれ100枚ずつで構成されたもので、短歌はすべて妖怪をテーマにしたものになっているんです。
この百怪一首の作者である天羽孔明さんは、以前から妖怪や怪談をモチーフとした七五調の都々逸や川柳(狂句)・短歌(狂歌)などを発信しており、ある頃、百人一首の本歌取り狂歌集を手本に百の妖怪でつくる「百怪一首」の制作を思い立ったんだそう。
「百怪一首」はカルタ取りや坊主めくりなど、カードゲームを遊ぶ要領で愉しむこともできますが、妖怪ファンにとっては、妖怪辞典として十分楽しめるボリュームある内容になっていると思います。
絵柄として描かれている妖怪たちは怖〜い妖怪からユーモアたっぷりの妖怪まで、個性あふれる妖怪たちで溢れています。カルタ遊びの枠を超え、ひとつのアート作品としても楽しめるのではないでしょうか。
現在「百怪一首」は通販の受付がスタートしているそうなので、公式Twitterから詳細を確認してみてください。
たいへんお待たせいたしました!
妖怪狂歌カルタ『百怪一首』がついに完成です!これより通販の受付も開始いたします!
販売価格は 4,800円(税抜)で、別途送料が必要です。
まずは百怪一首Twitterアカウント( @yo_kaikaruta )を相互フォローの上、メッセージにてご注文を承ります! pic.twitter.com/TykwpcxzUU— 妖怪狂歌カルタ・百怪一首 (@yo_kaikaruta) 2018年8月10日
また、9月1日〜9月9日の期間で大阪・天王寺動物園で開催される「動物妖怪ランド2」にて販売され、百怪一首大会も開催されるそうです。
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- 大阪市:天王寺動物園で「動物妖怪ランド2 幻獣降臨」を開催