
- No.168職場恋愛は絶対ダメ!女たちの華やかな世界『遊郭』で働いていた男たちの仕事内容とは?
- No.167江戸時代の女性たちは生理にどのように対処していたのか?今とは違う事情も
- No.166オリジナルグッズも販売!?男たちに大人気、江戸時代のアイドルだった「水茶屋」の看板娘たち

江戸時代の愛人稼業。結婚したくない場合はどうする?自ら愛人の道を選択する女性たち
愛人というと眉をひそめる方もいるかもしれませんが、江戸時代は愛人稼業を自ら選択する女性も多かったのです。
結婚したくない女性にとっては、現代のようにキャリアウーマンとして生きるという道はほとんどありませんでした。誰かの財力をあてにするとなると、愛人になるのが手っ取り早い方法だったのです。
愛人にも2種類あり、大名の側室と妾(めかけ)です。
側室候補者の容姿や体つき、芸事の技量をチェック
側室は、ご存知の通り正室の承認のもと、手を出されるというもの。つまり、公認の愛人なんですよね。しかも、奥様のお世話もするという、現代では驚きのシステムだったのです。
もちろん、側室に誰もがなれるわけではありません。まず、大名が候補の若い娘の容姿や体つきをチェックします。琴や三味線も演じさせ、芸事の技量もあるかもチェック!こうして大名の御意にかなった娘だけが妾になれるのです。
いざ大名と性交するとなっても、自由奔放に…とはいかず。どうしてって?襖で仕切った隣室には老女が控えており、翌朝には老女から昨夜の様子について細々と質問されるのです。とこ上手な娘だと、大名のお気に入りになったのでしょう。そして、大名の子を産むことで、ようやく側室に!
ページ: 1 2
バックナンバー
- No.168職場恋愛は絶対ダメ!女たちの華やかな世界『遊郭』で働いていた男たちの仕事内容とは?
- No.167江戸時代の女性たちは生理にどのように対処していたのか?今とは違う事情も
- No.166オリジナルグッズも販売!?男たちに大人気、江戸時代のアイドルだった「水茶屋」の看板娘たち
- No.165スグに出来ると思ってた?吉原遊郭で遊女と寝るためのしきたりと、そこに込められた意味
- No.164鎖国中の江戸時代、幕府がキリスト教国のオランダとも貿易を続けていた理由