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個性あふれる風合い…東北地方の伝統技術・裂き織を用いたシューズ「SAKIORI」の第2弾が登場

個性あふれる風合い…東北地方の伝統技術・裂き織を用いたシューズ「SAKIORI」の第2弾が登場

先日、創業者である鬼塚喜八郎の生誕100周年記念シューズを発売したオニツカタイガーから、伝統工芸とのコラボシューズが発売です。6月1日から発売されたのは、東北地方の伝統技術「裂き織」を用いた「SAKIORI」シリーズの第2弾

「裂き織」は、江戸時代から東北地方に伝わる伝統技術で、木綿が貴重だった時代に生まれました。余った布を細かく裂いてよこ糸をつくり、織り機で一段一段丁寧に織り込んでいく技法を用いており、貴重な布を余すことなく利用すつ知恵が詰まっています。

裂き織りの工程は人の手で行う作業がほとんどで、そのため機械では表現しにくいあたたかみのある風合いが生まれます。「SAKIORI」シリーズはちょうど一年前に第1段が登場したシリーズで、岩手県盛岡市にある株式会社幸呼来Japan(さっこらじゃぱん)の「さんさ裂き織り工房」ブランドとのコラボ商品となります。

「SAKIORI」シリーズ第2段のベースになっているシューズは、オニツカタイガーの定番モデルであるMEXICO 66とGSMの2タイプ。ともにアッパーには、製織の際に発生するデニム生地の廃材をメーカーから譲り受け、よこ糸として活用しながら東北の織り子たちによって作られた裂織が使われています。

爽やかなホワイトで抜け感を演出できるタイプと、トリコロールカラーをたて糸で表現したタイプの2種類が用意されており、どちらもこれからの季節にガンガン履いてスタイリングを楽しめそう。

綿素材を使用したスニーカーは数あれど、ここまでひとの手のぬくもりを感じられるものはなかなかないでしょう。実際に手にとって素材感も味わってみたいアイテムですね。

オニツカタイガーの「SAKIORI」シリーズの第2弾はオニツカタイガー直営店、オニツカタイガーマガジンオンラインストアで発売中です。価格は全種類¥14,000(+税)。

 

オニツカタイガー

 

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