浴衣と相性ぴったり!好きなアフリカ布でセミオーダー浴衣も作れちゃう「アフリカ布の浴衣展 」

増田 吉孝

この時期になると色んなブランドから新作浴衣が続々と発表されますが、普段和装を取り扱わないブランドやショップからも浴衣が発表されるのは、浴衣の面白いところであり楽しみのひとつでもあります。

今回紹介するのは、5月30日(水)からスタートする「アフリカ布の浴衣展 」です。

「アフリカ布の浴衣展 」は、アフリカ産の伝統染織や各地のかご、オリジナルの手工芸品などを取り扱っているブランド「SOLOLA(ソロラ)」の浴衣展で、展示会の名前にあるように、アフリカ布を使った浴衣を取り扱います。

浴衣に使用される布はオーナー自らが現地の布市場を巡り集めたカラフルなアフリカンプリント布。展示会ではアフリカンプリントのお仕立て済みの浴衣のほか、好きな布で浴衣が作れるセミオーダーも受け付るそうです。会場にはさらにオリジナルの半幅麻帯や、アフリカ伝統布の帯も登場。

SOLOLAの浴衣は、山間部に住むおばあちゃん達による手縫いとミシンを併用して制作されており、全て日本国内で縫製を行っているこだわりを持ちます。

日本で着物が普通に着られていた時代には、海を渡ってさまざまな布が日本にやってきました。更紗(さらさ)や唐桟(とうざん)など、海外からやってきた布は当然、着物にも使用されることになります。

アフリカ布はジャワ更紗などが世界的に広まり多様化する中で生産されるようになたものなのだそうで、そういったことも含め、着物との相性はすごく良いのではないでしょうか。オリジナリティある浴衣を探している人にはぴったりですし、普段から和装を楽しんでいる人も、スタイリングの視野を拡げるきっかけになりそうなデザインかと思います。

SOLOLAの2018年浴衣展示会「アフリカ布の浴衣展 」は、2018年5月30日(水)〜6月6日(水)まで、東京・自由が丘「Diginner Gallery」で開催されます。

 

 

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