縄文ファンや考古学や民俗学に興味のある人ならきっと気になることでしょう。映画「縄文にハマる人々」なる作品が、かなーりそそられる内容になっていて、紹介せずにはいられない!
2018年5月26日に東京国立博物館での特別上映、そして7月から順次全国公開を控えているこの映画は、タイトルの通り縄文にハマっている人をはじめ、考古学や民俗学の専門家、文化人やアーティストで縄文に情熱を傾ける人々に取材をおこない、縄文時代の秘密の核心に迫っていくというもの。
縄文時代は小学生の学校の授業で学ぶので誰もがその言葉は知っていますが、縄文時代がどのような文化を形成し人々がどのように暮らしていたのか、詳細な情報が多く残っているわけではないので、謎多き時代と言えます。
それ故に学校の授業でも近代史に比べて学ぶ時間が少ないかと思いますが、実は縄文時代は1万年以上も続いた時代なのです。1万年以上も続いたこの謎多き時代に挑むこの映画の監督には山岡信貴さん。そしてナレーションには水曜日のカンパネラのコムアイさんが担当しています。
また、いとうせいこうさんやデザイナーの佐藤卓さんなど、キャストも魅力的な人ばかり。縄文にハマっている人たちの取材の他にも1000点近く紹介される縄文土器や土偶たちも紹介されるそうです。
なぜ人々は縄文にハマるのか?世界最古級の縄文土器、戦争がなかったと言われている時代、土偶の全てが謎、などなど、縄文に魅了される理由にはいろいろありますが、本作で縄文への興味をさらに加速させ、探究心を深めてみてはいかがでしょうか。
特別上映『縄文にハマる人々』
- 2018年5月26日(土)13時30分開場 / 14時上映スタート
- 会場:東京国立博物館 平成館大講堂
- 上映時間:103分 アフタートークあり
- 料金:大人(当日1,800円 / 予約割引 1,600円)・学生(当日1,500円 / 予約割引1,200円)※ 別途、東京国立博物館の入館料が必要です(一般620円大学生410円)